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あめのこと

はじめまして、あめです。

よく寝て、よく食べて
お散歩とおやつが大好きな

七虹の一番の友達です。

どうやら、あなたのことを
待っていたみたいです。

まだ何も話していないのに
まだ名前も知らないのに

しっぽを振っています。

そんなあめのことを、

少しだけ紹介します

🌈あめ


あめは、七虹の一番の友達です。

言葉は話しません。
でも、伝えたいことはだいたい伝わってきます。

🌈いつも一緒



七虹が冒険する時も、寄り道する時も

どんぐりを拾う時も

あめはいつも隣にいます。

どこへ行くのか分からなくても、ついてきてくれます。

🌈一番最初に

七虹が元気なふりをしていても、

あめにはだいたいバレています。

あめは、何も言わずに隣へ来て

慰めようともせず、励まそうともしませんが

ただななこのそばにいてくれます。

それだけで、少し元気になります。

🌈ヒーローじゃない

あめはヒーローじゃありません。

空も飛べませんし、特別な力もありません。

でも、七虹は知っています。

ヒーローより、ずっと一緒にいてくれる存在の方が

時々すごいことを。

🌈おやつ

あめは、七虹のおやつをいつも狙っています。

一瞬でも油断すると、なくなります。

だから時々ケンカになります。

あめは反省しません。

🌈怒られた日

七虹が怒られた日。

あめも一緒に隠れます。

あめは怒られていませんが
一緒に隠れる場所を探して隠れてくれます。

でも、隠れるのが下手でしっぽが見えています。

だからななこは、いつも笑ってしまいます。

🌈冒険

七虹が宝探しをしていると、

あめは違う方向へ行きます。

そして、だいたい泥だらけになります。

だから冒険は、いつも予定通りにはいきません。

🌈友達

あめは、言うことも聞きませんし

おやつも盗みます。

泥だらけになって汚すし

七虹の顔をべろべろ舐めて、嫌になります。

でも、七虹はあめが大好きです。

だって友達だからです。

完璧じゃないところも、

イタズラをたくさんすることも

全部ひっくるめて、大好きです。

そしてあめも、たぶん同じです。

🌈におい

七虹は、あめのにおいが好きです。

太陽みたいなにおいの日もあるし

草むらみたいなにおいの日もあります。

たまに少しくさい日もあります。

でも、やっぱり好きです。

いつもあめの背中に顔をうずめます。

🌈お昼寝


七虹は、あめと一緒に眠るのが好きです。

理由は、いい夢が見られる気がするから。

本当かどうかは分かりません。

でも、隣にあめがいる日は、

なんだか安心してぐっすり眠れます。

🌈しっぽ

あめのしっぽを見ると、七虹は嬉しくなります。

「おかえり」も、「だいすき」も、

あめはしっぽで話している気がします。

🌈変な顔

あめは、寝ている時が一番無防備です。

白目の日もあるし

よだれを垂らして変な顔の日もあります。

でも、七虹はその顔が好きです。

🌈小さなころ

七虹が小さなころから、あめは隣にいました。

まだ上手に歩けなかったころも。

まだ上手に話せなかったころも。

あめはずっと見ていました。

🌈なみだ

小さな頃、七虹が泣くと

あめがいつも側にかけつけてくれました。

本当に心配していたのか、たまたまだったのか。

それは分かりません。

でも、

泣いている時に
いつもひとりじゃなかったことは覚えています。

🌈お散歩

あめは、散歩が大好きで
寄り道が得意です。

草を見つけると止まるし

においを見つけると止まります。

だから、なかなか前に進みません。

なんだか七虹と少し似ています。

🌈肉球

七虹は、

あめの肉球の匂いを嗅ぐのが好きです。

変だと言われますがやめられません。

なぜなら
ポップコーンみたいな匂いがするからです。

七虹だけの宝物の匂いです。

🌈自分以上に

あめは、七虹をよく見ています。

悲しい時も、楽しい時も。

そして怒っている時も。

たぶん

七虹より、七虹のことを知っています。

🌈あめのひみつ

あめは、自分を犬だと思っていません。

家族だと思っています。

もしかしたら、

七虹の方を犬だと思っているかもしれません。

🌈はじめての友達

七虹には、たくさんの宝物があります。

好きなものもいっぱいあるし夢もあります。

でも、

あめは少し特別です。

あめは、

七虹が何者でもなかったころから、
ずっと隣にいてくれました。

ヒーローになりたいと思う前から。

夢を見つける前から。

好きなものを見つける前から。


あめは、ずっと七虹を知っています。

まだ歩けない小さな頃の七虹も、
泣き虫だった七虹も。

たくさん我慢していた七虹も、
失敗して落ち込んだ七虹も、

あめは全部知っています。

だから七虹は、

あめの前では、少し心がほどけます。

頑張らなくてもいいからです。

かっこよくなくてもいいからです。

ヒーローじゃなくてもいいからです。

あめは、

七虹が何かを成し遂げたから
好きになったわけではありません。

絵が描くのが上手だからでも
特別だからでもありません。

ただ、

七虹だから好きなのです。

人は時々、

頑張らないと愛されない気がしてしまいます。

もっと上手にならなきゃ。

もっと強くならなきゃ。

もっと立派にならなきゃ。

そう思う日があります。

でも、あめにはそんなことは関係ないみたいです。

今日の七虹も。

昨日の七虹も。

明日の七虹も。

全部同じように大好きです。

だからあめは、

七虹にとって一番最初の友達です。

そして、きっとこれから先も

何度名前を呼んでも嬉しそうに振り返ってくれる、

特別な友達です。

七虹は、

ヒーローになる夢を持っています。

でも、

もし本当にヒーローになれたとしても。

もしなれなかったとしても。

あめはきっと、

今と同じように尻尾を振ってくれると思います。

だから七虹は、

そんなあめのことがとっても大切で大好きです。